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1/18 レンズの仕組みを学ぼう!@下山門公民館

こんにちは!もんりーです。
1月下旬になり寒さも本格的になったと思ったら、最近は(冬の割に)暖かいですね。地球温暖化の影響でしょうか。
ここ数日は新型ウイルスが広がっているそうなので、皆様も体調管理にはお気を付けくださいm(__)m
さて今回は下山門公民館さんにお邪魔して、「レンズの仕組みを学ぼう!」を実施しました。
物をよく見るときに使うものと言えば双眼鏡や虫眼鏡ですよね。中には普段から眼鏡やコンタクトレンズを使っているという人もいると思います。これらの道具では「レンズ」のおかげで物を大きく見ることができます。
しかし私たちが物を見られるのは、太陽などからの「光」のおかげでもあるんです。
この講義では光やレンズの仕組みを学んだあとに、実際に簡単な顕微鏡を作りました。
まずは光の性質についてお勉強をしました。
光には
① 同じものの中ではまっすぐ進む。
② すごく速く進む。
③ 反射する。
④ ものとものの境目でまがる。
 

といった性質があります。
②についてですが、光は1秒間に約30万km進み、これは地球7周半の距離に相当します。とても速いですね……。ちなみに音は1秒間に340m進みます。花火の光ってから音が聞こえるまでに時間がかかるのも納得ですね。
そして④ですが、これがレンズを通して物を見る際に重要な性質となります。光には、異なる物質の間(空気と水 など)を通る際は進む方向が曲がるという性質があります。これを光の屈折といいます。これを確かめるために次の実験をしました。
下山門レンズ①
底に10円玉を貼り付けた桶を用意して、10円玉が見えないギリギリの位置まで離れます。当然このままでは10円玉は見えないのですが、桶の中に水を入れると見えなかったはずの10円玉が見えるようになります。10円玉と目の間に「空気」と「水」の二つの物体があるせいで光の進路が曲がったためですね。これが光の性質④です。
これを基にして、レンズの仕組みも学びました。光がレンズを通るとき先ほどの実験と同じ理由で進む方向が曲がるのですが、レンズには「光を1点に集める」という性質があるので、レンズを通して物を大きく見ることができるんです。
これを踏まえて、レンズを使ったものとして「望遠鏡」を実際に作ってみました。2枚の画用紙で筒を作り、両端に異なる種類のレンズを付けると完成です!
下山門レンズ③
画用紙を切り貼りする作業が少し大変だったかもね……
作った望遠鏡を使って、実際に物が大きく見えているかを試してみました。視力検査に使う輪っか(ランドルト環)やイラストを見てみました。
下山門レンズ⑤
イラストは全部で9種類準備したのですが、全部見つけられている子もいました。すごい!!!
下山門レンズ⑥
中には作った望遠鏡に絵を描いたりして、オリジナルのカスタマイズをしている人もいました(笑)
余談ですが講義があった日はセンター試験初日ということで、行き帰りの電車にたくさんの制服姿の人がいました。僕もちょうど一年前に試験場にいました。こう思うと1年ってあっという間ですね。
そういえば去年レンズの問題が出てたな……。(もちろん僕は間違えました)
レンズの話は中学校以降に必ず出てくるので、何かのきっかけに今日の講義を思い出してくれると嬉しいです(#^.^#)
かくして、「レンズの仕組みを学ぼう!」の講義を無事終えることができました。最終的には全員が自分の望遠鏡を作れて安心しました。プログラム補助をしていただいた公民館の皆様や保護者の皆様、最後までありがとうございました。

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