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空気砲を作ろう!@姪北公民館

ご機嫌いかがでしょうか。
既に三月ながらも、まだまだ春の陽気が待ち遠しく感じている寒がり系副代表のかるかんです。
3/9、姪北公民館で「空気砲を作ろう!」のプログラムを行わせていただきました。
キーワードは「渦」。馴染みがあるようでなかなかない言葉ですね。
子ども達に、俗にいう渦巻きがあるものにはどんなものがあるか聞いてみると、渦潮や竜巻などに加えて、カタツムリ、ロールケーキ、コーヒーカップ(?)と幅広いアイデアが。頭の柔らかさでは勝てる気がしません。
ペットボトルを二つ組み合わせて作った装置で簡易型の渦潮の確認もしました。
本題です。空気砲はご存知の通り箱の中の空気が円形に進んでいくのをみて楽しむものですが、この空気が進んでいく原理には「渦」がとても深く関わっています。空気砲から出た空気の構造がどのようになっているのかを学んでいきます。
↓今回の板書
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馴染み深いあのドーナツ型の空気がおしだされたとき、その前に存在していた空気はどのような動きをするのかご存知でしょうか。一見ドーナツの穴の中にも空気は通っていきそうなものですが、空気の渦の影響で穴の中には空気の道はできないのです。目に見えないので不思議ですね。
ドーナツ状の空気を輪切りにすると、空気の内部にはドーナツの内側から外側へ向かった渦ができています。
板書の写真でいうBですかね。
渦は基本的にはその流れの通りに周りのものを巻き込む性質があるため、進む方向にある空気はこの渦に沿ってドーナツ状の空気の周りをぐるっと回り、幾らかは穴の中から前向きに吹き出していきます。こうして空気は自ら前に進んでいけるわけです。
そして講義の後は、待ちに待った空気砲作り。
↓思い思いの空気砲が出来上がっていきました
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準備された段ボールの隙間という隙間を子供達にガムテープで埋めてもらいます。
空気砲が出来上がったら、各班対抗のゲームが始まります。紙コップをいくら倒せたか、ロウソクの火を何本消せたかの得点を総合して競ってみました。
↓満点続出だったそうです
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元々の段ボールの性質や腕の力、空気砲の精巧さの関係で競技によってはうまくいかない子もいましたが、全体的に高得点を取っており子ども達も満足そう。二つのゲームはそれぞれ一人最高100点。一位の班は810点もの得点をとりました。9割です。きっと問答無用のA判定ですね。二位は790点と僅差でした。
姪北公民館では子ども達の元気もよく、とても楽しく催しをやり通せました。
今回のプログラムの準備等に参加していただいた公民館や保護者の皆様、ありがとうございました。
もりけんさんは二十歳です。
以上、かるかんでした。

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