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手作りカイロ@東風公民館(11/30)

お久しぶりです。
けんじいです。
いよいよ寒くなってきましたね。
冬はまだ始まったばかりだというのに、けんじいはもう春が恋しいです。
「東風(こち)吹かば匂ひをこせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ」と古人の歌が思い出されます。
というわけで今回は、東風(はるかぜ)公民館にカイロを作りに行ってきました。
冬になると多くの人がお世話になるカイロですが、その原理を考えたことのある方はあまり多くないのではないでしょうか。
実はこのカイロ、鉄が酸化するときに発生する熱を利用しているのです。
写真 7
「てつくん」は酸素と手をつなぐと「さんかてつくん」に変身し、熱を発します。
では「てつくん」と「さんかてつくん」はどう違うのでしょうか?
使う前と使った後のカイロを比べてみます。
写真 1(1)
色は…
「てつくん」が黒色で、「さんかてつくん」は茶色だったようです。
この茶色はそう、あの錆びと同じ色です。
錆びも酸化の一種だったのです。
粒の大きさは…
「さんかてつくん」のほうが大きかったみたいです。
磁石を近づけると…
「てつくん」はよくくっつきましたが、「さんかてつくん」のほうはあまりくっつきませんでした。
続いてもっと急激な酸化も見てみましょう。
これはスチールウールの燃焼です。
写真 9(1)
これも鉄の酸化の一例です。
ちりちりと燃えるスチールウールにみんな釘づけでした。
さあ、いよいよカイロ作りです。
マスクで作った容器に、ティッシュ、鉄粉、活性炭を加え、さらにもう一度ティッシュをかぶせて上から飽和食塩水をかけます。
写真 13(1)
しばらくすると、だんだん温かくなってきました。
写真 21(1)
手作りカイロの出来にみんな誇らしげです。
出来たカイロをさっそく見せにいく姿が印象的でした。
今回はみんながカイロ作りを楽しんでくれて嬉しかったです。
入手が困難な材料はないので(鉄粉は東急ハンズに売ってありますよ!)、興味を持ってくれたみんなにはぜひ家でも作ってみてもらいたいと思います。
以上けんじいでした。

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