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手作りカイロであったまろう!@雷山公民館

ご機嫌いかがですか、最近体温の上下に悩まされているかるかんです。
今回は雷山公民館に来てくれた子どもたちや保護者の方と一緒に、おなじみ冬には欠かせないカイロの仕組みを学びました。
皆さんは、カイロの中身を見たことはありますか?実は、使う前と後で見た目や性質が違うんです。最初に、みんなにルーペと磁石を渡して、カイロの中身を見えるようにしたものを観察してもらいました。
↓磁石のくっつき具合が違ったようで…
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子どもたちに「使う前と後で、何が違う?」と尋ねると、「使う前は黒くて磁石に強くくっつくけど、使った後は灰色であまりくっつかない」との回答。茶色って意見も多かった。そのあとにカイロの成分表も確認し、内容物は多い順に「鉄」「炭」「水」「バーミキュライト」「塩」。黒い色は炭、磁石にくっつくのは鉄のようですね。水はどこにあるのでしょう?磁石にくっつかなくなるということは、カイロの中に含まれる鉄はどこへ行ってしまったのでしょう?

ここで、カイロの中身がそれぞれどんな役割を持っているのかを教えてもらいました。水はバーミキュライトや吸水性樹脂の中に隠れていること。炭が酸素を捕まえて鉄に渡していること。鉄は酸素とくっついて酸化するときに熱を出すこと。少し難しい内容でしたが、子どもたちもなんとか聞いていたように思えます。
実際に酸化する様子を見てみましょう!スチールウールに一部火をかざすと、酸化から生まれる熱によって火を直接かざしていないところへも燃え広がっていきます。燃えた後は黒くなり、もう火はつきません。鉄から参加鉄に変化した証です。カイロどころの熱量ではないのでしょうね…。
↓時間があったので二本燃やしました
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講義は終わり。待ちに待ったカイロ作りです。マスクを二枚重ねして折り、両はしをビニールテープで塞いでから中にティッシュ、食塩水、鉄粉、炭を入れていきます。私も今回のイベントで手作りカイロ初体験なのですが、疑ってはいませんでしたけど本当にあったかくなるんですね。予想以上の熱量に参加者と一緒になって驚いてしまいました。
↓多分炭を入れています
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時間が短すぎるだけに少々の儚さを感じますが、これでカイロの仕組みを大まかに知ることができました。季節外れにはなりますが、作り方の紙を見ながら、来年の自由研究などに活かしてください。
イベントに向けて準備を重ねてくださった雷山公民館の皆様方、そしてお越し下さった子どもたちや保護者の皆様、色々とお世話いただき、ありがとうございました。以上、かるかんでした。

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